たまろぐ ジブリと旧富澤家 忍者ブログ

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テツ的あれこれ妄想牧場。(※路線≒会社の擬人化前提注意です) 最近は管理人の備忘録と化してます。
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昨日は「風立ちぬ」公開日で上京してきた母親と一緒に見てきました~。
パルテノン多摩の近くだったんで、ついでに旧富澤家も覗いてきました。

入場者記念プレゼントでトマトジュースを貰ったんですけど、
「わざわざコラボ商品を作ったのか!?」と思ったら、但し書き見ると
堀辰雄作品関連で昔から商品化されているものだった。
多摩市が長野県富士見町と友好都市である関係から配布しているらしい。
このトマトジュースについてはイオンシネマ多摩センターのツイッターアカウントだけが
ヒットしたので、もしかしたら他の所では配ってないのかもしれない・・・。

(以下はややネタバレかもです)
お話は、面白いとかつまらないとか抜きで、理由は分からないけど感動しました。
大人な描写があったんで、お子さん連れはビックリしたんじゃないかな。
私も挙動不審になりました…(汗)
主人公の二郎さんが童顔でマツゲが長くて、やや小柄で個人的にやばい感じです。
あいくるいとおしい・・・。あんまり表面に葛藤がみえないのがまた魅力的。
あと飛行機マニアより鉄道マニアが垂涎じゃないですかねってくらい、
よさげな列車がいっっっぱいでてきます、オススメです。
登戸行きの電車は、あれ南武線でいいのかなぁ?背後の立体交差は小田急かな?
あと名古屋駅前のカブトビールの主張がすごかったけど、
東海道さんは駅前にビール看板建てるのが趣味なんですかね???
キリンビールと新橋・横浜駅の関係が面白かったから、カブトビール調べるのも面白そうだ。

などなど。
あと太平洋戦争をあつかった作品は多いけど、関東大震災を描写したアニメ映画って
あんまなかったかもしれない、というのが個人的に斬新な気持ちがしました。
ちょっと、地震を取り扱う時期が早かったような気がしないでもないけど、
そこを逃げないのも表現者の胆力かも知れない。
そのあとの、昭和初期の銀行の取り付け騒ぎとか、ちょっと悪いけど、
昭和史的ににやにやしますね。



そして、こちらが旧富澤家。
パルテノン多摩の上の中央公園で、いちばん奥まった場所にあります、
静かです。さいわい、曇りでそんなに暑くなかったんで散歩がじつに快適でした!

   

表門(医王門というらしい)を入ると、直ぐ目の前が形の良い池になってて、
鴨の親子がくつろいでます。
というか、この公園のあっちこっちで鴨の親子が練り歩いてるんで、
なんというか、なごみまくりです。
トンボも沢山とんでいて、じつに涼やか。

   

   

古民家風の家としてもかなりイカしてます。
勝手口の表札が「旧富澤家」なのが、ちょっと変な感じですが。
表玄関がまた立派なんだ。これが歴史ある名主の証なのか。田中家はまた武家風でしたけど。

庭の岩に碑文がありました。多摩ニュータウン実現に尽力した顕彰らしい。

 

小田急で帰る母親とはそこで別れて自分は永山でご飯を買い。
なんと、銀タコが昨日で最終営業だった、ショック!!
はじめてここのたこ焼き食べた時は、油でかりっと仕上げるという部分に衝撃を受けたもので。
あのころは、SEIYUの中にあったんですけどね。
聖蹟のもずいぶん前に撤退してしまったし、銀タコも後退気味なのかなー残念。

永山の山の中にあった諏訪の碑。
多摩ニュータウン入居は永山から、というのが有名だけど、じつは諏訪もいるんです。
諏訪の商店街は自分も自転車飛ばしてよく買い物しに行ったくらい、
市内で求心力のある地域だったんですけども、いまやシャッター街です。
スーパーもかなり前に撤退しましたし、永山駅が今その代わりを担っているんじゃないかな。

先々週の平成狸合戦ぽんぽこで、妖怪大作戦を決行していた団地はもしかしたら諏訪かもしれない。
基本的に公団型の団地って全部同じに見えるんで、愛宕とかの方の可能性もあるけど、
積み木みたいな屋根が画面下に見えたんで、もしかしてあそこの幼稚園かな?と少し感じたので。
この碑の説明みると諏訪の地区名はあとからつけたものなんですね。
地名としての諏訪はあったけど。

パルテノン多摩にある歴史ミュージアムも少し覗いたんですけど、
多摩ニュータウンの範囲自体は多摩市だけでなく八王子や稲城にも広がっているので、
ぽんぽこの舞台は必ずしも市域に拘る必要もないんですが。
実際冬のシーンは八王子の工事現場までロケハン行ったと、ジブリの公式にもかいてありましたし。
最後にぽん吉たちと再会するゴルフ場は、屏の形は府中カントリークラブっぽいような気もする(住宅街に隣接してるし)けど、自分のイメージはアメリカに接収された稲城の多摩弾薬庫跡ですね。
広いし静かなんだあそこは。俯瞰すると、多摩川や府中から先の夜景が綺麗だし。
昔、府中競馬場の花火大会で部活のみんなと行ったとき、
上々颱風さんが「いつでも誰かが」を演奏してて、恐ろしい事にあの曲リピートがなっっっがいんで、
後半気が狂いそうになりながら聞いてた思い出と、このシーンがリンクします。T▽T)

ところで第一次入居が諏訪永山はいいとして、次の入居がどこなのだかがイマイチ判然としない。
東寺方・和田・愛宕と貝取・豊ヶ丘はどっちが古いんだろう。
図書館の雰囲気からだと東寺方のが古そうだなぁ。(雫のお父さんの勤務先のモデルだと思われる)
一時的に計画が中断していた時期もあるみたいですが、
それは愛宕と豊ヶ丘ができる前かな?後かな???
聖ヶ丘や唐木田は昭和60年代入居がメインで計画の中では新しい方だから、計画続行後だとは思う。
ミュージアムに昭和50年末頃の唐木田の映像が残ってましたが、
ほんと山奥の田舎の景色まんまでした。
今では瀟洒な西洋風の住宅街になってますけど、あれは小田急の影響なんだろうか???
はるひの駅周辺も似たような西洋風のちょっと中産階級よりは上風味なかんじでしたし。

う~ん、どうにも、戦後の行政系の文書って膨大な割に中身も面白味も見つけられなくて
読む気がしないんですが、どっかにとっかかりがないかなー。

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