たまろぐ
テツ的あれこれ妄想牧場。(※路線≒会社の擬人化前提注意です)
最近は管理人の備忘録と化してます。
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「地図と楽しむ東京歴史散歩」(中央公論新書)の続編「地形篇」が出ていたので
速攻で買ってしまいました。前作もなかなか良かったけど、今作は最高。
人気があるのか、7月に発行したのに8月でもう再版になってる。
過去の地図に地形の陰影を透過した地形と近代実測図の一体化したもので、
さらに史跡や政治家・実業家・華族などの邸が紹介されています垂涎です。
面白かったのが、たまたま今、東京の古墳の本を読んでいて、
多摩川台の古墳群と二子玉川のお屋敷の並びがそっくりだったこと。
田園都市線と東横線の違いはありますが、
いつの時代も、権力者が住みたがる場所っておなじなのね~!?と(爆笑)
えと・・・この笑いのツボ、伝わりますかね?
(右は「古代の南武蔵」より)
久原房之助と鮎川義介の別荘が近い。どちらも日立と日産グループの創始者ですね。
(久原氏はもともと藤田組の人だったのが独立した)
なにげに東京川崎財閥の川崎八右衛門さんのお宅も玉川線沿いなのね。
さらにビビルのが鬼怒川水力電気の計画を途中でおっぽりだした田健治郎さんのお宅が
大井町線沿いにあって、万象閣といっていたのをのちに五島さんが買い取ったのだということ。
これがいまの五島美術館で、いつだったかタモリ倶楽部のオープニングトークで
五島美術館からはじめたことがあったけど、あれも東京湧水がテーマだったかな(ウロ)
たしかに武蔵野台地の際に当たる高台に立ってるんですね。
多摩川台の古墳群もわりかし有名で
武蔵の古墳の本を読んでいると、まずここの古墳の説明からはいります。
あとは、増上寺の芝丸山古墳とか。ここも、あの辺りではけっこう高い位置にあるからかな。
あ、だから東京タワーみたいな電波塔が立ってるのか。
ブラタモリで芝増上寺やってたとき触れたかな?あんま覚えてない。
で、多摩川台の先っちょの浅間神社の裏手にも古墳があって、
これを東横線が踏んづけているんだそうな。
そもそも、田園調布にこんなに大量の古墳群があるのがまずウケたんですが。
だって、イメージぜんぜん違う!!(笑)いいな、多摩川台がぜん行きたくなった。
このイメージのギャップを同時に味わいたいよ。
浅間神社裏の古墳は、神社の社殿が建てられたときにすでに墳丘がこわされて、
どっちが前か後ろかすら分からなくなっていたんだけど、東横線が複々線化するにあたって
調査がはいる事で前後が判明したんだそうな。怪我の功名?
「浅間神社古墳 : 東急東横線複々線化工事に伴う埋蔵文化財発掘調查報告書」という本が
あるらしいので、ちょっと読みたいんだけど、あんま蔵書がヒットしなくてしょんもりです。
でまわっていないのかな~
もう、古墳踏んづけちゃった東横線てのがまず面白いvvv(箸が転がっても面白い)
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