たまろぐ 花見上水 忍者ブログ

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テツ的あれこれ妄想牧場。(※路線≒会社の擬人化前提注意です) 最近は管理人の備忘録と化してます。
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今日は錦糸町へ行く日だったので、午前中の用事を済ませた後はフリー。
なんも予定を決めてなかったのですが、せっかく出てきたんだし、とりあえず「花見はしたい」という気概だけでスタート。

手始めに、駅から見えた公園にいってみます。
写真は、まえに浅草で見かけた都バスの「夢の下町号」と墨田区バスの「すみまる」
すみまるは、京成バスでした・・・。葛西で見かけたドピンクといい、京成バスのセンスあなどれぬ・・・。

  
   

それほど広くはないですが、すごくひらけていて、何よりスカイツリーと桜が撮れるという絶景スポットでした。これは、しょっぱなから具合がいい。

花見客のブルーシートが敷き詰まってましたが、宴会はまだ始まってなかったので、わりと穏やかに花を見られました。



錦糸町を通っている地下鉄というと、半蔵門線。
よし、なら、神保町いこう!
ちょっと最近、方々のページで「未成線を歩く 私鉄編」を参照すべし、と見るので、これは手にしておきたいな、と思って移動。
じつは、半蔵門線ってほとんど乗ったことないのです。なので、ちょっとドキドキしましたが。

都営新宿線に比べると、それより新しい感じがしますね。白くて明るくて。
そこまで最新!ってほでは、もうないけれど、それでも現代感あふれてる。
それなのに、「半蔵門」の名前にひきづられてか、ちょっと無理矢理、江戸っぽさ?をはっつけているような、…気がしないでもなく?
たとえるなら、現代もやしっ子が、慣れない着流し着ているみたいな・・・。フヘヘ
正直、この雰囲気けっこう好きです。明るくてキレイめでいい子だな、そのうえ真面目そう。

そういえば田園都市線がこれのおかげで、埼玉の方までおでかけできるんだった。
ちょっといっかい、東急から東武伊勢崎線方面へ行ってみたいですね。

・・・でも、なんか、すごく空恐ろしい!!!(((川゚Д゚)))…気がするのは何ででしょうか。
こわい…こわいよぅ埼玉東部…なんか帰ってこれなくなりそう。(よくわかってない路線だからです)

  

神保町到着。いつもの都営と出口がちがうので、やや迷いました。
そのうえ、「エスカレーターついてるーーーーっっっ」Σ(゜ロ゜;)
いや、都営さんにもついてる階段あるのかもしれませんが、神保町駅だといつも、重い本を抱えて古い階段をヒーコラヒーコラ上り下りした記憶しか無くて。ちょと、カルチャーショックした。

そして、今日は神保町古書店街のワゴンセールの日でした!
わーわーサプライズ!秦川堂書店さんのワゴンのなかに、キャンブックスシリーズが詰まってたんで、500~1000円で、いろいろ買えました。「未成線」もそこで手に入れられた!!
書泉グランデまで行かずにすみました。

その先の交差点では、町内会?が無料で甘酒を配っていたので、風が冷たかったこともあり、いただくことに。すごくおいしかったです。


しかし、花祭りというには、神保町らへんに花はなく・・・。ちょっと、先に並木があるくらいでした。
それも、きれいでしたけど。とりあえず、ここで新宿線に乗り、新宿へ。
新宿三丁目で降りて、新宿御苑にでもいこうかな~と思ったんですけど、ポケット23区みてたら、玉川上水をたどっていけば、京王線跡と桜、両方見られるんじゃないか?と思い決行。

新宿百貨店の「パオパオ」で豚まんを1つ買って、それをかじりながら笹塚まで歩きました。
正直、長い上に単調だとおもうので、ここで区切ります。

ご興味がおありの方はこのままどうぞ ↓
======================================
 

出発はご存じ、新宿南口より。
この甲州街道の坂を上ってたんだね。終戦間際までは。
そして戦後しばらくは、ここを左に曲がって、西口の地上駅に乗り入れてたんだね、京王線。
今は、わが足下。

ところで、京王の駅が今いるところは、もと東横の新宿支線の用地を東急時代に与えられたものというのがもう定説なんですね。
京王の電車が甲州街道陸橋の坂を上れなくなった時、当時の五島さんの台詞に「京王は淀橋浄水場から土地を買って、西口にもっとるだろ、あそこを使いなさい」てのがあるんですけど、これはどっちなんだろう?これと東横の土地を交換したのかな?
それとも、その土地だけじゃ足りなくて、東横の土地も、もらったのか・・・。
まあ、これもオーラルヒストリー系なので、勘違いということもあるのかも。
いつかわかる日がくるのかな。

さて、地図で地下に潜った京王線の点線をたどり、現甲州街道から西新宿一丁目交差点を左に曲がったマック前の道へ。甲州街道の一つ、お隣の道路へ入ります。

 

したら、いきなりありましたね「葵橋」跡。そして、この通りは「葵通り」というらしい。
京王線が新宿駅裏口に接続していた「停車場前」より一つ手前の停留所が「葵橋」だったと思うんですが、その由来でしょうか。

でも、甲州街道陸橋と統合される前の、京王専用の跨線橋も「葵橋」と、同名だったらしいので、そっちかもしれません。

ひとつ、道路を隔てただけで、ずいぶん静かです。なんだか、置物が多くて、異様に邪魔くさいですが。

そして、これはなにかな。
 

何かの遺構だったら面白いんですけど、やたら巨大で、ふつうにジャマです。
三角点みたいなマークがついてたから、その土台なのかも。それにしてもジャm(略)


京王ちがい。

 
そしてふとみた看板が「渋谷区」になっていて「!?」
三角点?のは「新宿区」なんですが・・・。地図を見ると、甲州街道よりこっち側は、もう渋谷区らしいです。
つまり区界・・・。京王線は実は新宿駅の手前ギリギリまで、渋谷区を走っていたのですね・・・。


こちらも、南新宿町会といいつつ、所属は渋谷区なんだろうか・・・。

 
その、テントの裏手で、ようやっと、上水跡を利用した公園らしき場所に出ました。
期待していた、桜も見事にポジショニング。

  
その奥はふたたび甲州街道とぶつかり、より上水跡っぽいモニュメントが。
これ以降で、上水に関する解説は、ここくらいでした。orz

 

ほぼ原寸大らしい。土台のところには、実際に上水に使われていた煉瓦がはまっています。

そして、文化学園大学前の桜並木は、とても洗練されているというか。
キレイだけど人工的で都会的です。

 
この桜並木を抜けると、またもや石碑。「天神橋」跡らしい。おー天神橋。
山手大空襲で被災して京王が陸橋上れなくなった原因の、天神橋変電所もこのあたりなのかな。

 
タモさんなら「おーこの曲線は!」とかいうのだろうが、私にはいかんせんそういうスキルは・・・。
しかし、さくらはキレイです。

  
首都高4号新宿線の分岐点まで来ました。
ここにも、なにやら遺構らしき石灯籠が・・・。代々幡町と、かいてある。旧名かな?
ちかくに「諦聴寺」というお寺さんがあるので、そこと関係ありそう。

それにしても、この蔦がすごい。これも上水関係の遺構かな?
水気にさそわれたものか(笑)ムーミンみたい。中は鉄格子で囲われてました。

  

4号線をくぐると、ふたたび上水道。しかし、ここは半分駐車場にとられていて道が狭くなってます。
その先に、3つめの橋「三字橋」。これは、現物っぽい!現物っぽい!!!

正直、これ以降にも無数に上水と交差する橋の遺構があるんですが、ほとんどモニュメント化しちゃってて、無加工なのは、ここくらい?

 

山手通りと甲州街道の交差点に来ました。
先の4号分岐点もすごかったけど、ここは更にすごい。高架マニア垂涎ものですね。
ついでに信号機の数も見たことない(笑)

ここで、嬉しの、鉄道遺構!
 

京王線、地上時代の鉄道柵でしょうね。ほんとに、玉川上水の脇を走ってたんだなぁ。
場所的には、このあたり(右地図参照)

やっぱり、区界(笑)
そして、オペラシティも、新宿区と渋谷区でそれぞれもってんですね。知らなかった。
ああ、だからシティ・・・?・・・?

なにげに、この辺、小田急の西新宿ビルもある。…なぜ(笑)

  

そしてこれが、四つ目の橋「伊東小橋」。最初見た時、ガードレールの一種かと思った(笑)
右は暗渠をのぞける場所かな?この先、もう2ヶ所くらい、ありましたね。

 

「改正橋」&京王初台駅ビル到着。京王の目の前に「改正」ってのも・・・面白いかも。(京王は「改定」派)

  

ここにきて、ようやっとこの上水跡の名前がわかりました。
「玉川上水旧水路緑道 初台地区」だそうです。

波模様がオシャレ。
幡代小は、もし場所が動いてないとすると、京王が開業した頃から見てるってことですよね。
それはすごい。

  

ここ、わかりますかね。左の道に対して、上水緑道が土盛りされて高くなってます。
高低差を保ち、緩やかに緩やかに新宿へ水を運ぶ工夫ですね。
それにしても、この植樹は圧迫感がすごい・・・。夏は蚊が湧きそう。

その手前にあるのは「代右衛門橋」です。名前がすごい渋っ。

 

「西原地区」に突入~。
西原には牧場があったらしいですね。
渋谷区内は、牧場が多かったんだと。

  

ここから一気に橋ラッシュ。
左から「新台橋」「西代々木橋」「二字橋」
二字橋から先は、花見会場になっていて、お祭り状態でした。

 

ここまで、本格的な花見に出くわしてないので、雰囲気に出会えてちょと嬉しい。

  

なんだか橋特集になってますが、つづけて「美寿々橋(みすす)」「山下橋」「代々幡橋」
だんだん個性的になってゆきます・・・。

=====================================

  

さて。上水緑道は左へ折れて、まだまだ続きますが、そろそろ足の裏も限界なので、
「笹塚一丁目東」で、京王の路線の方へ戻ることにします。

右は中野通りの交差点。
わーー!!京王線が、でてきたー!!
ちょうど、右側の、笹塚~幡ヶ谷の間から、地上へ出てくるようです。

 
 

駅へ向かう途中に、中村屋の工場が。なかなか古そうです。いつから操業してるのかな!?
そして、駅も間近のクイーンズ伊勢丹。て、地図に書いてあったんですけど、去年解散したんですか?>wiki
紀伊國屋書店がはいってるけど仲いいのかな。
昔は府中の伊勢丹フォーリスにも紀伊国屋が入ってたんですけどね…。たんですけど。…ね。
なかでは、こちらもホールでブックフェアをやってました。(^▽^)

  

「笹塚!!」
笹塚の駅を外から見たのって初めてかも。
あっ、ここにもクラウン街残ってるんですね!しかも、新しめでキレイ!!??

お店の数もすごいありますね。

 

って、おもったら、せま!!西側の高架下のあんま奥行きもない店舗にすごい詰め込んでました。

 

そして、その高架下の端っこに、上水の遺構っぽいものがありました。
「どんどん」って、ブラタモリでやってた、水の落ちる音だろうか・・・。いや、由来はわかりませんが。
ちょうど、解体工事中の京王重機のカベに、「ささづかギャラリー」があって、南どんどん橋の写真もありました。奥にある木造は、よもや笹塚の駅舎?

   

このパネル、なかなか為になってかつ、オシャレですね。
でもだんだん、宣伝になっているぞ・・・。



ここまでくると、もうよくわからない(笑)

それにしても、京王重機ビル、解体してしまうのか~。
工事が始まる前に一度、見に来れば良かったな~。

「京王ポケット社史」によると
『京王線発祥の地笹塚に、九階建ての近代ビルが出現した。これが「京王重機整備(株)」の本社で、昭和四十二年十二月のオープン。コの字型の軸部分を京王重機ビルと名づけ、一階にはショッピングセンター「京王ささづか」が開店。コの字の両側部分は京王笹塚コーポラスで、三二六号室、民営アパートでは関東一の室数だったが、たちまち満員となった。』
『しかし京王重機は、こうした建物の賃貸が本業ではない。社名が示すとおり機械屋さんで、バス、トラックなどの一般車両、ブルドーザー、モーターグレーダーなどの建設機械、産業機械、船舶用エンジン、戦車などの整備業、あるいは部品の製造、販売業を主業としている。』というものだったらしい。

え?戦車・・・!? ;゜Д゜)

 

社史では、こんなにも高らかに語っているのに、時の経つのははやくて、ちょとさびしい・・・。

 

駅から、開渠な上水が見られました。水量は、ほぼないですが。
第三号橋のところに、解説もありました。笹塚は、上水文化を大切にしている所なのだなぁ。

駅の近くの笹塚図書館に寄って、すこし休憩してから、明大前も見て、帰りました。
あー、疲れたけど、むっちゃたのしかったー。



乗ったのは、新宿線の急行。まえに「なんか、数字のシールが貼られてる!?」と思ったのは、十両編成のシールでした。なーるほど。

えっ、あれ、じゃあ、ふだんはいくつなんだ。

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