たまろぐ 冬そば号と石見神楽(2/22) 忍者ブログ

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テツ的あれこれ妄想牧場。(※路線≒会社の擬人化前提注意です) 最近は管理人の備忘録と化してます。
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今更だけど、冬そば号のときの写真をば。
相変わらず公式がやらかしてくれるのが愛おしい。

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でも、今日は石見神楽に誘われているので、冬そば号を見送ってそのまま池袋へ。
右のポスターは東京芸術劇場の地下入り口の前にあったメトロの。
平面交差が解消される!ってことらしいけど、むしろ地下鉄なのに交差してたの!?
という驚きが。

石見神楽は島根県浜田市の伝統芸能で、お神楽をやる団体を社中(しゃちゅう)といって
子供から老人まで参加しています。若い人にも大人気で、石見神楽をやるために
地元を離れたがらない人も多いそうです。

今回観たのは昼の部で、演目は

儀式舞、岩戸、大蛇、恵比須、五條橋、頼政

でした。儀式舞は神楽を始めるときの神様に対するご挨拶みたいなもの。
岩戸は有名なアマテラスが引きこもっちゃう神話を元にした神楽で、
大蛇(おろち)はヤマタノオロチ退治、恵比寿は美保神社の祭神のおめでたい踊り、
五条橋は牛若丸の弁慶退治、頼政は宮中を悩ませる妖怪のヌエ退治です。

だいたい神話や伝承が題材になってて、歌舞伎のような派手派手しい衣装をまとい
舞台上をぐるぐる駆け回ります。台詞は唄で、聴き取れたり聴き取れなかったり。

夜の部は、天神(菅原道真)の演目があったんで、個人的にはこっち観たかったけど、
今回は金魚のふんだし、仕方がない。

岩戸では、最初舞台上に双子のようにそっくりな赤と紫のおじいちゃんがいて、
アマテラスがこもったので困った困った、っていってるんですけど
片方がそれはもう長い台詞をべらべらべらべらしゃべったと思うと、
もう一方が「そうしよう」と一言だったのが、なんかうけました(笑)

パンフをみると、アメノコヤネ(中臣の祖)とフトタマ(忌部の祖)でした。
神道の祭祀を司る元祖の神様たちですね。

そのあと、タヂカラヲとアメノウズメがやってきて、四人でぐるぐるぐるぐる回り始めました。
アメノウズメが踊っていたときには、アマテラスがちょろっと岩戸を開いたんですが、
すぐにまた閉じてしまい、またしばらく4人で踊って、最終的に閉じてた岩戸を
タヂカラヲが強引に破りました。え

オロチは、なんと、8匹の龍がそれぞれでてきます。胴体つながってないです。
一緒にみてた人は、そっちに衝撃を受けてた。でも、私はそれはアリだと思う。

   

これがそのオロチ。白とか赤とか青とかそれぞれ違う色で、とても凝っててキラキラしてて
丈夫です。舞台上でものすごいオロチ同士が絡まったり、しっぽをブラブラさせてても
ちぎれなかった。←そこにすごい感心した。

今回の講演は亀山社中という、比較的わかい社中でできてから10年とかいってたかな?
(ぜったい坂本龍馬のをひっかけてるよな)
東京公演は3回目で、会場が満席でうれしいといってました。

恵比寿の演目だけは、東京で故郷の神楽がわすれられなくて結成した東京社中さんによる
公演でしたが、みんな首都で働く社会人だそうです。
恵比寿様が鯛を釣りあげて、おおよろこびで会場に向かって飴を投げてました。かわいい。
故郷に、そういう篤いものがあるって、いいなあ・・・。

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